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ミウラとコト

三浦リラトレセンターの社員に聞いた!ミウラの研修のリアル 【ミウラの社員は世界一!?】ミウラ流・人の育て方<第3弾>

「ミウラ流・社員の育て方」第3弾は、研修生を一番近くで見守る「三浦リラトレセンター」で働くみなさんに、ミウラの研修のリアルを座談会形式でお話いただきました。

第1弾:ミウラの人財育成の歴史とイズム

第2弾:数字で見るミウラの研修ココが凄い

第3弾:三浦リラトレセンターの社員に聞いた!ミウラの研修のリアル

座談会のメンバー

<左から>
伊藤さん 風土改革・管理職の教育の部分を主に担当。ゴルフと庭いじりが好き。

赤瀬さん 若手社員の研修をメインに担当。趣味はバレーと食べること。

森田さん 基礎・スタッフ教育の研修関連・グローバル人財の育成を担当。
     休日は愛犬に癒されている。

上田さん  全社員の基礎の教育を担当。体を動かすことが好き。

最大限学べる充実した設備と教育体系が整っているのがミウラの誇り!

上田

私たち研修所のスタッフは、他社と人財育成についての意見交換を行う機会があるのですが、そのときに決まって驚かれるのが、自社の研修所があって、設備が充実していることです。

施設内の教室は、6つの討議室、OAルーム、そして講義室が2部屋あります。一番大きな講義室だと約100名収容可能です。

上田

また、食堂もあって、日替わりで出てくるメニューがとても美味しいんですよ!

食堂「アミールほとりあ」で食事をする研修生
この日のメインは「鶏の照り焼き」。ボリューム満点で栄養バランスも考えられたメニューを日替わりで提供
上田

男性でもお腹いっぱいになるボリューム感です。
メニューは朝・昼・夜日替わりなので、今日はどんなメニューなのか楽しみにしている人も多いです!

伊藤

あと、寝泊りする宿泊部屋は以前まで4人部屋だったのが今では1人部屋の個室になって、ますます快適に過ごすことができるようになりました。

一人部屋の寝室。2023年度中に全室リニューアル完了予定
赤瀬

春になると敷地内に桜が咲くのでとっても綺麗なんですよ。

森田

タケノコも生えるしね(笑)

伊藤

そうそう、敷地内や周りには緑もあるし、鳥のさえずりを聞けて癒しもありますよ。
私は週に1~2回ぐらい屋上にあがって堀江湾を眺めています。

開放的な屋上
屋上から見える景色。手前に見えるのはすぐ側にある「堀江新池親水公園」、奥には堀江湾が広がる
上田

教育体系についてもミウラならではだと実感しています。
全社員が対象となる『基礎教育』として、新入社員研修や階層別役職者マネジメント研修、キャリア研修などの教育。
そして、営業、フィールドエンジニア(以下、FE)、設計など、『職種別教育』の分科会に分かれて教育体系が作られています。

ミウラ独自の教育体系の概要

統合報告書2022年版54ページより

伊藤

年に一度必ず拠点配属のFEや営業、スタッフ等が分科会に分かれて研修を実施します。
FEについては、昔は同じぐらいの社歴の人が集まって8段階もの細かいステップに分けて行っていたのですが、5年ほど前にメンテ教育分科会の中で「階層別ではなく、もう少しいろんな階層の人を混ぜて行った方が良いのではないか?」という意見が出て、ボイラやアクアなど機器によって初級・中級・上級に分け、一人ひとりのレベルに合った専門分野の研修を受けることができるようになりました。

このように分科会ごとにより良い研修を実現するために意見交換がなされることも、ミウラの教育がより充実している理由ではないかと考えます。

そうそう、通信教育についても、教育を修了した場合に会社が全額負担してくれるんですよ。そういったところの手厚さもミウラならではですね。

上田

ミウラには様々な職種がありますから、全て数えると年間でおよそ300回研修を行っています。この実施回数の多さも他社とは違う部分かもしれません。

時にお母さん?時に先生?新入社員への特別な想い

伊藤

新入社員研修は1ヵ月間同じ場所(研修所)に集まって、宿泊しながらみっちりと研修を受けますから、同期との繋がりができますよ。
あと、学生から社会人に切り替わるための期間として、ここでは生活リズムを整えたり、社会人マナーを学んだり…。本当に基礎的なことから教えてます。

上田

私は一般職の研修をメインで担当しているのですが、母親目線でサポートをしています。やっぱり最初はみなさん緊張しているのがひしひしと伝わってくるので、「大丈夫だよ」って安心させてあげたい、と思っていますね。

赤瀬

私はグループ会社の研修を担当しているのですが、新入社員の立場になって関わっていますね。
私自身、実は注意することが苦手なタイプなんですけど…。新入社員がいざ各部署に配属されたときに困らないように、時には心を鬼にして接しています。

例えば、スリッパが揃っていないとか、椅子をちゃんと戻していないとか。

本当に細かいことなんですけど、社会人としてできて損はないことだと思うので、ちゃんと指導しています。

森田

私は総合職を主に担当しています。
総合職は毎年約100人と、とても人数が多く、男性が多いのですが、とにかく「規律を守りなさいと伝えていますね。社会や会社にはたくさんのルールがあるから、まずそれを守れないと信頼も得られない。だからそれを身に付けるために館内のいたるところに、ルールが書かれていて、守れていない場合は指摘するようにしています。生活指導の先生みたいな感じですね(笑)

ミウラ伝統行事!「野外実習」

赤瀬

新入社員研修でミウラならではだな~と思うのが、三浦保さんが社長を務めていた頃から続く『野外実習です。
この野外研修は、簡単にいうとチームに分かれて、とあるミカン山に設置されたポイントごとのミッションをクリアしていくという内容で、自衛隊がやっていた研修をミウラ流にアレンジしたものです。ゴールまでの道のりは約14kmと、なかなかハードなのですが、ただ山登りをするだけではなくて、ちゃんと目的があるんです。その目的が何なのかについては、実際に研修を受けた人にだけお伝えしているので秘密です…(笑)

私はこの実習の指導員として同行しているのですが、チームごとに、作戦会議をして一致団結しながらミッションをクリアしていく、その中で成長する姿や、普段大人しい子が悔しがったり、喜んだり感情的になる姿を見ると、こっちまで胸が熱くなります。

三浦リラトレセンターは「初心を思い出す場所」

赤瀬

三浦リラトレセンターは、一言で表現すると『初心を思い出す場所だと思います。

だから、初心を忘れずにいてほしい。配属されて1年、2年経つとどうしても気持ちがゆるんできてしまうと思うんです。例えば、新入社員研修の当時はできていた身だしなみや挨拶がきちんとできなくなったり…。何年経っても、ここで学んだ社会人としての基本的なことを思い出して、初心を忘れずにいてほしいです。

森田

近ごろの新入社員を見ていて感じるのは、チャレンジする子が少ないということ。
やる前から苦手意識を持つのではなく、『とりあえずやってみる精神』を持ってほしいです。やった結果、合う・合わないを判断したら良いですし、経験することで成長できると思います。

素直さも大事ですが、研修期間中でも何か『チャレンジしたいこと』を見つけてほしいですね。

伊藤

2023年の新入社員研修最後の終礼で研修生にお話したのですが、これから現場に行くと、様々な“理不尽”があると思います。
これも人生勉強のひとつだと思って、研修で学んだことを生かして、その逆境を乗り越え、元気な姿でまた研修を受けに、ここに帰ってきてほしいです。
成長した姿を見るのが、我々の楽しみなんですから。

社員みんなで、より良い学びの場を作っていきたい!

上田

「研修」って聞くと、「面倒くさい」とか「嫌だ」とか、ちょっとマイナスな気持ちを持つ人がいると思います。でも私はそう思ってほしくないので、できるだけ楽しく研修を行えるよう気を付けています。
研修生の名前はできるだけ一人ひとり覚えて、研修期間中は名前を読んで目を見て会話するよう意識しているんです。
コミュニケーションって大事ですから。

赤瀬

各研修が終わったら必ず受講者にアンケートをとっているんですが、私は結構このアンケートを読み込みます。
そこに書かれている意見から、ヒントをもらいながらどうにか今後の研修に反映できないか考えています。

伊藤

社員みなさんのご意見などをいただきながら、今後もより良い研修を企画していきたいのでぜひご協力いただけると嬉しいです。みんなで一緒に、世界一の社員を育てる、学びの場を作って行きましょう!

まとめ

さて、これまで3弾に分けてご紹介した「ミウラ流・人の育て方」。今の恵まれた教育制度があるのは、先輩社員の方々が、長きに渡り教育について考え、実行と改善を繰り返してきた努力の賜物だと感じます。

研修で何度も復唱される、「テクノサービス」(テクノ=顧客に役立つ技術/サービス=自分という人間が顧客に愛され信頼されること)を提供するために、これからも学び続け、社員みんなで前に進んでいきましょう!

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