ミウラとコト
蒸気ボイラを脱炭素化することの重要性 - 熱の用途に応じた脱炭素化を・・・!
ミウラの水素燃料ボイラについて深く知るために、押さえておいていただきたいプチ情報を全3回にわたってお届け。
初回は、蒸気ボイラの脱炭素化についてです。
※2023年4月取材当時の内容です。製品情報等、最新の内容と異なる場合がございます。ご了承ください。
初回は、蒸気ボイラの脱炭素化についてです。
※2023年4月取材当時の内容です。製品情報等、最新の内容と異なる場合がございます。ご了承ください。
- ぜひ、これらの記事と合わせてお読みください -
運転時のCO2排出量はゼロ!ミウラの水素ボイラ、とことん教えます!
https://miuraplus.com/articles/2012.html
開発者が語る!ミウラの水素燃料ボイラ誕生秘話
https://miuraplus.com/articles/1942.html
蒸気はさまざまな業界で利用されています
蒸気には、すぐれた特長がたくさんあります。
そのため産業界においても、安全で有効な熱のキャリアとして多く使われています。
産業熱のCO2排出状況
日本の部門別CO2排出量の割合を見ると、産業部門からの排出は全体の約3分の1を占めています。
そのうち60%は熱の利用によって排出されており、またその熱利用のうち約9%がミウラのボイラからの排出。
このことから試算すると、ミウラがお客様にお納めしたボイラは、年間約2,045万トンものCO2を排出していることに・・・!
ミウラは、これらをカーボンニュートラル化していくことこそが、我々の大きな役割だと考えています。
蒸気ボイラのカーボンニュートラル化
今後のカーボンニュートラル実現を考えるにあたり、熱の利用先ごとに手段を変えていくことは重要です。
上の図は、熱の利用先を温度帯と設備加熱能力で大きく3つに分類したもの。
青色で示される100℃未満の小容量の温水を製造する熱源としては、温水ヒートポンプが活躍しますが、黄色や赤色で示される大容量規模や高温帯においては、ボイラによる蒸気利用が有効。
つまり、蒸気ボイラを水素などのCO2フリー燃料によってカーボンニュートラル化することは、サステナブルな社会を目指す上で必要不可欠なのです。
ミウラは、お客様の目的や用途に最も適切な熱利用のご提案をいたします。