「ミウラフェア」プレイバック! 【ミウラフェアpart1】
ミウラフェア MENU
part1 「ミウラフェア」プレイバック!
part2 ミウラフェアの会場裏に密着!
part3 完全招待制ミウラフェア、そのベールに包まれた会場に潜入!
展示会でボイラを売る!
ミウラは1959年5月に設立し今年で65周年、その間さまざまな経済危機の波を受けながらも、社員一丸となり乗り切ることができました。この社員一丸で目標を達成する力の要因の一つが「ミウラフェア」なのかもしれません・・
1970年代、第一次石油危機直後の頃は、それまでの「作れば売れる」時代が一転、あらゆる産業界が需要低迷、売れ行き不振に悩んでいました。そこで、展示会のあり方にも異なる役割が求められました。
当時の東京支店長が「これまでの展示会は、製品の良さを知ってもらうことに偏り、展示会というイベントとボイラを売るという行動の間に連携を欠いていた。“見せること”と”売ること”に一貫した意識が無ければ、せっかくの展示会が生きてこない。」と語り、1975年新製品EHシリーズ展示会を全国7会場で開いたのが、今のミウラフェアの原型となったそうです。
担当営業が集客に努め、会場で契約が成立すると製品名と代理店やお客様の名前を大きな声で紹介し、ハッピを着た営業担当者が、太鼓に合わせて三本締めの音頭をとり会場を盛り上げる。この、お祭りのようなスタイルが長く受け継がれることになりました。
自分たちでできることは、何でもやる!
当時は、フェアの設営も関係支店総出で準備しており、立て看板の組み立て、紅白幕の貼り付け、カーペットの施工まで何でも行っていました。それは、文化祭の準備のよう⁉
皆が一つの目標に向かって大きな力を発揮する体力は、フェアを通して鍛えられたのかもしれませんね!
ミウラフェアは社員教育の場!
新人は、会場の各コーナーを任されることでいろいろなことを学びます。フェア全体朝礼のリーダーとして声だし挨拶の練習などはいい経験ですね。また、その時の新製品や他事業部の製品を初めて目にすることもあり、会場で社員同士が製品のメリット、売りのポイントを教え合うことになります。
フェアの課題はコツコツ改善!
大量の備品がフェア会場に運び込まれます。例えばカタログ、全ての製品カタログを持ち込むので大型トラック1台分ぐらいになります。持ち込まれたカタログをフェア当日捜すのも大変、撤収時のカタログは当然バラバラ、カタログの棚卸しをして、次の会場のカタログ手配等々、人手と時間が掛かっていましたが、カタログ管理はフェアを重ねるごとに改善されて行きました。
ついに今回、2024年からカタログペーパーレスが実現しました!
現場は急いでいるので、どうしても目につくものから使われますね。
この管理はうまくいきましたね、紙のカタログ最終系かも?
スマホをかざすだけで、カタログが見られます!
昔は、お菓子やお酒の提供もミウラフェアの定番でした!
20年前までのミウラフェアは、ミウラのボイラで作ったお酒の試飲コーナーやお菓子のつかみ取り、会場によっては屋台や子どもコーナーもありました。これはもう、お祭り会場ですね。
会場の装飾も大きく進化!
歴代のミウラフェアをまとめてみると、製品、提案内容の進化はもちろんですが、会場の装飾も大きく進化していました。家庭用軟水器を取り扱う軟水ライフの手洗い実演コーナーをピックアップして紹介します。
ミウラ初の家庭用製品なので、売り方もチャレンジの連続です!
2013年のワク沸クミウラフェアでは、当時最先端のプロジェクションマッピングのCMが話題でしたね。
あとがき
半世紀前から続くミウラフェアをプレイバックしてみると、ミウラが時代の変化とお客様のニーズにお応えしようと、果敢にチャレンジしていることが伝わってきました。
創業者の三浦保さんは「脱皮できない企業は死ぬ。」と言っていましたが、今年5月に設立65周年迎えたミウラが今回のフェアでどんな提案をしてくれるのか?
次回は、2024ミウラフェア情報をレポートしています。乞うご期待!