1. HOME
  2. すべての記事
  3. 「ミウラフェア」プレイバック! 【ミウラフェアpart1】
ミウラとコト

「ミウラフェア」プレイバック! 【ミウラフェアpart1】

ミウラでは、「ミウラフェア」と題した完全招待制のプライベート展を不定期に実施しています。2024年は5年ぶりとなるミウラフェアを全国5会場で開催。5月の関西会場を皮切りに、11月の九州会場まで計画されています。このたび、歴代のミウラフェアについて調べてみると、なんとびっくり!ミウラならではの企業文化が見えてきましたのでレポートをお届けします。

ミウラフェア MENU

part1 「ミウラフェア」プレイバック!


展示会でボイラを売る!

ミウラは1959年5月に設立し今年で65周年、その間さまざまな経済危機の波を受けながらも、社員一丸となり乗り切ることができました。この社員一丸で目標を達成する力の要因の一つが「ミウラフェア」なのかもしれません・・

1970年代、第一次石油危機直後の頃は、それまでの「作れば売れる」時代が一転、あらゆる産業界が需要低迷、売れ行き不振に悩んでいました。そこで、展示会のあり方にも異なる役割が求められました。

1974年松山の本社にて、設立15周年記念新商品発表会

当時の東京支店長が「これまでの展示会は、製品の良さを知ってもらうことに偏り、展示会というイベントとボイラを売るという行動の間に連携を欠いていた。“見せること”と”売ること”に一貫した意識が無ければ、せっかくの展示会が生きてこない。」と語り、1975年新製品EHシリーズ展示会を全国7会場で開いたのが、今のミウラフェアの原型となったそうです。

1987年当時のフェア会場の様子
当時のフェアは屋外開催が多くありました

担当営業が集客に努め、会場で契約が成立すると製品名と代理店やお客様の名前を大きな声で紹介し、ハッピを着た営業担当者が、太鼓に合わせて三本締めの音頭をとり会場を盛り上げる。この、お祭りのようなスタイルが長く受け継がれることになりました。

ご・せ・い・や・く~ドンドンドン!
ご成約、ありがとうございました~!

自分たちでできることは、何でもやる!

当時は、フェアの設営も関係支店総出で準備しており、立て看板の組み立て、紅白幕の貼り付け、カーペットの施工まで何でも行っていました。それは、文化祭の準備のよう⁉

皆が一つの目標に向かって大きな力を発揮する体力は、フェアを通して鍛えられたのかもしれませんね!

看板づくりも皆で行います
七夕の飾りつけだって・・フェア成功しますように

ミウラフェアは社員教育の場!

新人は、会場の各コーナーを任されることでいろいろなことを学びます。フェア全体朝礼のリーダーとして声だし挨拶の練習などはいい経験ですね。また、その時の新製品や他事業部の製品を初めて目にすることもあり、会場で社員同士が製品のメリット、売りのポイントを教え合うことになります。

ご成約時の口上練習中。「〇〇株式会社様SQ-2000、1台・・・」
これがゼロケミか!どこをどうすれば、どうなる・・

フェアの課題はコツコツ改善!

大量の備品がフェア会場に運び込まれます。例えばカタログ、全ての製品カタログを持ち込むので大型トラック1台分ぐらいになります。持ち込まれたカタログをフェア当日捜すのも大変、撤収時のカタログは当然バラバラ、カタログの棚卸しをして、次の会場のカタログ手配等々、人手と時間が掛かっていましたが、カタログ管理はフェアを重ねるごとに改善されて行きました。

八木

ついに今回、2024年からカタログペーパーレスが実現しました!

2010年 カタログ棚を持ち込み、検索性をよくするも、在庫も開封されていきます
八木

現場は急いでいるので、どうしても目につくものから使われますね。

2013年 事業部ごとの色分けと棚への整理
八木

この管理はうまくいきましたね、紙のカタログ最終系かも?

2013年 カタログコーナーを作り、探しやすく、補充しやすく
2019年 カタログとデジタルカタログ併用
2024年 ついにカタログペーパーレスが実現しました
八木

スマホをかざすだけで、カタログが見られます!

昔は、お菓子やお酒の提供もミウラフェアの定番でした!

20年前までのミウラフェアは、ミウラのボイラで作ったお酒の試飲コーナーやお菓子のつかみ取り、会場によっては屋台や子どもコーナーもありました。これはもう、お祭り会場ですね。

ミウラのボイラで作られたお酒がズラリ、幻のお酒も・・
お菓子の詰め放題は子供たちに大人気!

会場の装飾も大きく進化!

歴代のミウラフェアをまとめてみると、製品、提案内容の進化はもちろんですが、会場の装飾も大きく進化していました。家庭用軟水器を取り扱う軟水ライフの手洗い実演コーナーをピックアップして紹介します。

2001年 21世紀ミウラフェアにて、手洗いデモ機付き社用車を持ち込み手洗い体験
八木

ミウラ初の家庭用製品なので、売り方もチャレンジの連続です!

八木

2013年のワク沸クミウラフェアでは、当時最先端のプロジェクションマッピングのCMが話題でしたね。

2019年 愛とひらめきミウラフェアにて
2019年 手洗い体験コーナーもオシャレに進化

あとがき

半世紀前から続くミウラフェアをプレイバックしてみると、ミウラが時代の変化とお客様のニーズにお応えしようと、果敢にチャレンジしていることが伝わってきました。

創業者の三浦保さんは「脱皮できない企業は死ぬ。」と言っていましたが、今年5月に設立65周年迎えたミウラが今回のフェアでどんな提案をしてくれるのか?

次回は、2024ミウラフェア情報をレポートしています。乞うご期待!

キーワード

おすすめ記事

PAGE TOP