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ミウラとコト

ミウラplus [ミウラプラス] 始動!! ミウラをよく知る編集社の社長から激励のメッセージをいただいた。 

ミウラが100年企業に向けて、誰からも愛され選ばれ続けるブランドになるために、なにが必要か…。
半年以上かけて検討し、私たちが出した結論は「オウンドメディア」による発信でした。
編集部結成から約1年…
2022年10月のスタートにあたり、長年社内報「みうら」の編集に携わってきた、串部氏にメッセージをお願いしました。

今回の執筆者

くしべこうき
串部 公基 さん

KUSHIBE Kouki

プロフィール

愛媛県松山市在住、フリーの編集者。株式会社コトバの森代表取締役。
社内報「みうら」の制作には2015年5月15日発行号から担当。現在8年目。
「みうら」の発行は隔月、年6回。
特集記事や何年も続くレギュラーコーナーがあり、見やすく親しみやすい社内報作りを心がけている。

Profile Picture

※社員の個人情報が含まれるため、ミウラは社内報を一般公開しておりません。

突然の報告 ~オウンドメディア~

7月の暑い日。

ミウラさんからオウンドメディアをスタートするのだと連絡があった。

それは、ライターとして執筆してほしいとの依頼だった。

原稿を書くにあたり、編集部の中心的な役割をしている女性3人に会いに行くと、

彼女たちは、黄色を基調としたカラフルな表紙の資料を出して、話しはじめた。

【プロジェクト概要の表紙。黄色にはワケがあります!】

最初にビジョンやコンセプトについて説明があった。

ウェブ版社内報のようなものかと思っていたが、どうやら違う。

今までのミウラさんとやってきた企画とは全く違う…。

オウンドメディアのタイトルは、ミウラplus[ミウラプラス]。(以下、ミウラplusと表記します。)

今までとは違った切り口で、ミウラブランドを発信していくという。

【ミウラplusは、コーポレートサイトとは異なる着眼点で展開するウェブサイトです。】

公式サイトでは扱ってこなかったテーマを設定し、ミウラの「リアル」を伝えていくらしい。

優等生キャラで、真面目で、お堅い…といったこれまでのイメージを覆すべく、ミウラの「ウラ」を見せたい…と。

そこでは、建前ではなく本音が大切だ。

あえて公開してこなかった、会社に潜在する課題にも切り込んでいく。

ミウラplusで取り上げられるテーマには、賛否両論生まれ得るだろう。

設定や内容に対し、今までのように部署間バランスをとったり事前の社内調整をしたりは、なくなってしまうのだろうか。

公式サイトのリリース・広告媒体・執筆原稿等では、担当部署の意向を優先することも少なくない。

社内で摩擦を生むことは確実。それも予期せぬところから起こりそうな気もする。。。

(60歳が近くなると、つい心配ばかりしてしまいがち。笑)

ちなみに、ミウラplusのテーマカラーは黄色だ。

黄色は、ミウラさんのコーポレートカラー(ブルー)の補色※にあたる。

サイトデザインからは、ミウラの「ウラ」を伝えたいという“本気”が伝わってきた。

※補色‥色相環で正反対に位置する関係の色の組み合わせのこと。

ミウラplusの目指すところ

ミウラplusの目的は

世界中の社員の一体感」「社員の毎日にうれしい!たのしい!だいすき!をお届けする」「ミウラファン増」の3つ。

更に目指すことが、熱さを出しきれない風土を変えると。

社内の一人ひとりは熱いんだけど、どこか冷めている。対面で話すとおもしろい人はたくさんいるのに、どこかでセーブしているような・・・。

真面目なものづくりの会社の、素の顔=“すっぴん”を引き出していきたいという。

風土や社風とかいうのは、まるで空気のようなものに感じるが、それは人が作るものではないだろうか。

つまり、他人事ではない。

まずは、実践しようとする自分自身が大きく変わらないと、誰もついてこない。

一度ついたイメージを変えることは、個人でも組織でも大変なエネルギーがいる。

新しいことを始めた当初のモチベーションを、ずっと保ち続けることも大変だ。

社会の変化とともに変化する会社だけが生き残る現代。

情報発信の重要度も責任感もますます大きくなっていく

大きな目標達成のために情報をつかう。

その情報が人に気づきを与え、人の気持ちや考え方を変える。

そして、人を動かす。

ミウラplusは、今まさに会社を変えようとしている…!

「決まった仕事を黙々やっている」だけではいけない、という強い意思

ミウラplusはブランド企画室が自主的に考えた企画。トップダウンではない。

新規企画やイノベーションはトップが我慢強く守ってくれないと継続できない。もしくはトップ主導でないと、いつの間にか忘れられる。(…ことが多い。)

上から言われた企画なら、失敗したときの責任は上にあると返せるが、自らが手を挙げるとそうはいかない。組織人なら現状の安定を選びがちだ。

進め方も内容も思いつきでやることではない。やはり、期待感に心配が激しく入り混じる。

・・・いや。

今までここに書いた表面的な心配事はワザワザ言わなくても、1年半の準備期間中、繰り返し議論してきたはず。多分、杞憂に終わる。

【ミウラplusは将来どうありたいか…。私たちは繰り返し話し合ってきました。】

ミウラplusは、「決まった仕事を黙々とやる」のではなく、まさしく、クリエイティビティが生かされる企画

メンバーそれぞれの、私たちでやりたい、それも今やるべきという意思は、今まさに大きく動きはじめている。

あとは実行していくだけだ

今までの一方通行な発信にならないよう、双方向になる記事を1つ1つ作り、公開していく。

反応があれば、そこに託された声を拾い上げ、気づかなかった課題が見つかれば、積極的に取り上げる。

必要と思えば、テーマ設定・仕組みをどんどん変えていく。

ミウラplusに参加したい社員さんは誰でも参加できるよう、広く意見が出しあえる仕組みを作り、希望者には具体的な行動ができるよう役割分担する。

粛々と話す彼女たち3人からは、熱量の高いエネルギーを感じた。

ミウラplusは、初めての挑戦。

これから、新たなブランド価値を創造し、発信していくことだろう。

2022年10月

新しいメディアに関われることにワクワクしている編集部へ、大いなるエールを送る。

熱・水・環境のミウラから、新しい風「ミウラplus」が吹いていく。さまざまな場所で頑張るミウラ社員の種を運ぶ、はじまりの風になることを願います。

(なんだかんだ心配しつつも、新しいことに挑戦するミウラplus編集部が羨ましい…。)

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