完全招待制ミウラフェア、そのベールに包まれた会場に潜入! 【ミウラフェアpart3】
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ミライとつながるミウラフェア
今回のフェアは「ミウラ」と「ミライ」を見に行こう!~未来へのつながり体感フェア~と題し、地球温暖化、人材不足など社会課題に対するミウラの施策を10ゾーンで提案していくことをコンセプトとしています。
ミライとつながる?どんなつながりが待っているのだろう!
入場証はケースを無くした紐だけのエコ仕様です。入口カメラが入場証のQRコードを自動で読み取り、来場者の入場情報を確認しています。このシステムはミウラ初の取り組みです。
招待したお客様が入場されたら、自動で担当社員にメールでお知らせ。担当社員は入口のウェルカムゾーンでスムーズにお出迎えができます。
タイミングによっては、お客様を捜すのに苦戦する場面も・・
ウェルカムゾーンは何を提案しているの?
ウェルカムゾーンでは、まず初めにミウラの目指すコンセプトムービーと熱ソムリエがお出迎えします。その先に2050年と2030年コーナーがあり、カーボンニュートラル実現へ向けた施策を提案しています。
ミウラの思い描くミライとは?
2050年までには、どんな新燃料にも対応するボイラをはじめ、人手不足をサポートするロボット、深刻な水不足には排水を再利用する完全循環型水処理装置や、再生医療の拡大による洗浄・滅菌・空間除染などの市場貢献、そして・・事業領域が月にまで及んでいる?ミライへの思いは尽きることがなさそうです。
ミライもミウラがお役に立てることが、たくさんありそうです!
ミライのエネルギーは?
カーボンニュートラルが実現した世界をイラストで表現しています。
既存のガス配管などのインフラを利用できるe-methane(イーメタン)からのCO2回収装置や、太陽光・風力などクリーン電力からの水素活用は実証運用も始まっています。
また、アンモニアや水素自体が新しいインフラとして整い、それに合わせた新しいボイラが供給されています。
このパネルを見ていると、ミライにワクワクしてきます!
カーボンニュートラル実現のロードマップ
カーボンニュートラル実現に向けたロードマップを映像で分かりやすく説明しています。2030年までをSTAGE1とし徹底的にエネルギーの省エネ化を行い、新燃料への切り替えハードルを下げる。そして、2030年以降をSTAGE2とし新燃料のボイラを開発し、普及させることで2050年にカーボンニュートラルを達成する計画です。
映像に出てくるナビゲータは、愛媛出身で元宝塚の女優さんだそうです!
2050年までに実現を目指している技術
新製品の開発、特に基礎開発は社員にも秘密なので、どこまで情報開示できるのかがフェアコンセプトの肝の部分でした。技術開発の皆さんが開催ぎりぎりまで、大学、研究機関の関係各所に調整し今回の新しい燃焼技術の紹介が実現しました。
まだまだ、言えないことがたくさんがあるそうです・・
燃焼技術紹介には、ミウラのパートナー企業も参加しています。
Modern Hydrogen社さんは、メタンを水素と固体炭素に分解する「メタン熱分解」について紹介しています。
クリーンプラネット社さんは、「量子水素エネルギー」を紹介。なんと従来の水素燃焼の10,000倍以上のエネルギーが得られるという夢の技術で、ミウラとボイラを共同開発中。
「酸素水素燃焼」は、酸素と水素と水から蒸気を作る全く新しい技術。ボイラは水管の水を熱交換で蒸気にしますが、そのボイラ自体が不要になるそうです。
なんか、スゴイ!!
2030年コーナーは、今できる提案!
日本政府は、2030年までにCO₂排出量46%削減目標を掲げています。ミウラも、電気ボイラ、水素燃料ボイラの実機を展示。低炭素を実現できる製品を取り揃えていますので、お気軽にご相談お待ちしていますとのこと。
技術トピックとして、3Dプリンタで作る熱交換器が紹介されています。熱交換器といえば、細い鉄製のパイプと熱効率をあげる細いヒレを溶接した製缶モノですが、なんと3Dプリンタで自由な形状の高効率な熱交換ができるというスグレモノです。
商品化には3Dプリンタの低コスト化が必要とのことですが、そんなに遠くないミライの話ですね
環境活動ゾーンにカプセルトイ発見?
環境活動ゾーンは、ミウラの環境への取り組みを紹介しています。CSR活動として障がい者アートにも力を入れており、その募金のお礼としてカプセルトイが用意されていました。中身は「ミウラの拠点ロゴ入りチャーム」です。お客様に楽しんでもらえるようにとゾーンメンバーが立案したそうです。
ミウラの拠点は、オリジナルのマークを持っています。マークデザインは、各拠点内で意見を出し合い作ったものなので愛着もひとしおですね。
あとがき
今回は、主にウェルカムゾーンのご紹介となりましたが、会場にはミライの食品工場やランドリー工場を再現したゾーンがあり、それらの工場内の全ての製品がつながったミウラコネクトセンターまでもが再現されていました!! お客様は、省エネ診断シミュレーションを体験しながら各工場を回遊いただけます。また、自動搬送ロボットや協賛会社さんの最新情報も一堂に展示しており、ご来場いただいたお客様に明るいミライを実感していただけたと思います。