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ミウラとヒト

我が社の転職経験者からみた「ミウラ」のリアルを知りたい!【前編】 ~人生の価値観とミウラとの出会い編~

今や転職時代だ。2023年、国は個人個人の仕事の最適化を支援し、社会人の学び直しから転職までをサポートする新制度をスタート。新制度では現職で働きながら、転職のためのスキルアップのサポートが受けられるようになっている。これは日本の雇用の在り方を「スキルや能力に応じた待遇」が得られるような社会に変えていくことが狙いのようだ。
しかしながら転職に踏み切る理由は、「雇用面」だけではないはずだ。自分の身の回りの変化や価値観とか諸々の影響によって「転職決断」をする人も少なくない。転職の理由は実は様々なのだ。
 ここで、ひとつの興味が湧いてきた。ここ「ミウラ」にも、そうした自分に合った働き方ができると期待して入社してきた「転職経験者」は沢山いらっしゃる。彼らが「ミウラ」を選択した理由は果たして何だったのだろう、また彼らなら、「ミウラ」の良いところも悪いところ?もよく見えているのではないだろうか。「転職経験者から見たミウラ」について知りたくなった。彼らは、「ミウラ」のリアルを知っているような気がする。ということで、今回は、現在「フィールドエンジニア(FE)」として活躍する4人に集まっていただき「ミウラ」のリアルを転職経験談と共に赤裸々に語ってもらうことにした。
櫛部さん
“本音が大好物”な取材ファシリテーター。事業系プロデューサーの生業から、人々のインサイト(隠れた本音や潜在的な心理)を見つけ出すことがいつしか趣味に。プライベートでは、空手の「道」をこよなく愛する武道フリーク。
Sさん
前職は、産業用印刷機の設計を担当。スノボー、ゴルフ、ソーラーカーと何でもこなす機械いじり大好きな超アクティブ派!「プライベートの充実が仕事のモチベーションアップにつながるんです!」と語るメリハリ重視のSさん。
Tさん
前職は大手自動車メーカーのディーラー営業。「手に職」に憧れFE職に。仕事後の筋トレとサウナは欠かせない、「迷ったら行くべし」のTさん。
Mさん
前職は設備メンテナンス会社のワンストップエンジニア設計から施工・メンテまでこなしていたがミウラのボイラデザインに衝撃を受け転身!仕事もプライベートでも抱え込まないで「すぐやる」ことが一番哲学のMさん。
Nさん
前職はコピー機のメンテナンス。旅行とライブ観戦のためなら妻ともども転勤大歓迎!俺に拠点はいらない。プレッシャーを楽しんでしまうNさん。

本人達が潜在的にもっている仕事や暮らしに対する考え、人生の価値観を探ってみた。

櫛部さん

まずは、仕事人としてだけではなく「ミウラに転職したひとりの生活者」として、境遇・趣味・思考・人生観などから、その人物像を明らかにし、そうした人物が何故、前職からミウラへの転身を図ったのか。そのリアルを探ってみたい。まずは、自己紹介する形で前職経験のみなさんのことについて、少し聞かせてください。

Sさん

秋田生まれです。秋田で高校卒業して神奈川に就職して3年で辞めて地元の企業に転職。そこで印刷機の設計などに6年ほど従事してミウラに転職しました。
趣味は、冬はスノーボードでその他のシーズンはゴルフとか釣りとか。基本アクティブです。中学までは野球部で、高校はソーラーカーなど作ってました。機械いじりはもともと好きなんです。だからFEの仕事も好きですね。

Tさん

今、関東地区でFEをしています。地元が秋田県なのですが、大学卒業してそのまま関東に就職するイメージが湧かず、地元の自動車メーカーのディーラーで営業として5年間働いてました。

現在は、仕事が終わったら概ね自転車でジムに行って筋トレの日々。あとは、1~2週間に1回ぐらいサウナに行ってます。平日は体づくりのために朝食も「納豆と卵とプロテイン」と決めて頑張っていますが、その分休日は妻と出かけて食事を一緒に楽しむことにしています。

Mさん

関東地区でFEをしています。前職は空調給排水をメインとした設備メンテナンス会社でクリーンルームや工場をはじめとする特殊空調設備の設計、施工管理、メンテナンスをワンストップでおこなう仕事に従事していました。独身の時は自転車のロードレースに参戦したり、好きな車に乗ったり散財をしてきたのですが、2人目の子どもができたタイミングでその辺をきっぱりやめまして、今はお金もかからない釣りが趣味になりました。冬はカワハギと真夏は太刀魚、後はタイラバで真鯛とか。釣れなくても楽しいんですよね。その他の休日は子どもと遊んだりして家族との時間を大切にしています。

Nさん

生まれてから高校まで福岡でした。大学で広島に行って福岡に戻って就職。前職はプロジェクターやコピー機などのメンテナンスに6年間従事していました。ミウラで2社目。現在は中四国地区にいます。
趣味は、ライブ観戦です。前職よりミウラに入ってからの方が楽しめていますね。突発で土日が出勤となった場合に、振替休日として平日休みを取ることができるので、どこのライブや旅行に行こうかなって。平日に休みがあることでプライベートを充実させることができることがありがたいんです。
他には、家族との時間はちゃんと作りたいと考えています。最初は子どもが苦手だったんですが、環境が変わって考え方も変わり、好きになりました。今では妻の両親との関わりも大切にしています。

櫛部さん

転職先としてミウラに決めた経緯を教えてください。

Sさん

前職では、もう少し給与などの待遇面を良くしたいと考えてました。それでいろいろ転職先を探していたら三浦工業を見つけたんです。例の「おいらはボイラ」のCMで確かに聞いたことあるし、更によく調べてみるとしっかりした大きい会社だったので志望して入りました。
秋田出身なので最初は秋田支店を希望してましたが、近県の支店を打診いただいて、今は別の東北地方の支店に勤務しています。

Tさん

前職はカーディーラーで、営業として車や保険の販売に従事していましたが、3、4年経った時から中小企業ではなく上場企業で働いてみたいと思うようになり転職に踏み切りました。
転職活動では、上場企業で休暇と給料のアップを目指していた他に、これまでの営業職とは別の職種に就きたいと考えていました。
営業職に従事する方であればわかっていただけると思うのですが、時折、「手に職が欲しいな」と想う瞬間があるんです。お客様に提供するモノやサービスそのものにしっかり自分が関わりながら仕事をしてみたかった。そんななか三浦工業と出会い、これまでと違うFE職を志願して今に至ります。

Mさん

前職の業務は施工の部分で残業が多かったんです。少しは家族の時間を考えた方がいいかなって思っていました。残業が少なく、且つこれまでの経験が活かせそうなのはメーカーだろう、と思って最終的にミウラに入りました。
ミウラを選んだ理由としては、三浦工業のボイラってボイラ室に置いてある時に、デザインがいいんですよね。デザインに力入れられるってことは会社として余力があるっていう持論がありまして。しかもダントツかっこいいってことは会社としても大丈夫だろうと思って、調べて入社しました。

2010年度グッドデザイン金賞 受賞 「ボイラシステム」

ぶっちゃけボイラにデザインっているの⁈
https://miuraplus.com/articles/1526.html

Nさん

転職を考えたきっかけとしては、やはり趣味のライブ観戦が関わってます。ライブに付随して色々な場所へ旅行に行くことが好きなので、仕事も転勤がある会社の方が嬉しいなって思ってました。また、移動や宿泊で結構費用がかかることから給与面の優遇も希望していた他、前職は土日が当番制ではなかったので、予定を入れていても急にお客様からの呼び出しがあったんです。そこもどうにかならないかと考えたときに、ミウラが僕の働きたい環境に一番マッチしてました。

櫛部さん

みなさんの”譲れない価値観”や”人生の過ごし方”について教えてください。

Sさん

仕事はどれだけ忙しくても大丈夫、その分プライベートも同じぐらい充実させるのが私の生き方です。そのほうが仕事のやる気やモチベーションが絶対上がるので。社内でも若い人が何人かいるのですが、残ってた時には「今日終わり!ご飯食い行こうぜ」って自分から誘ってます。社内でも、そのような関係でいられることで、仕事も楽しくできるんだと思うんです。

Tさん

なるべく後悔しないようにする。迷ったら行動することですね。

Mさん

大事にしていることは、公私ともに人や物事を待たせないことですね。仕事でもプライベートでも嫌なことからじゃないですけど、抱え込まないですぐやるってのが一番哲学ですね。
自分が待たされるのは嫌じゃないですけど、待たせるのが嫌ですね。

Nさん

「工場のボイラが止まったら大変なことになる」っていう、ある程度のプレッシャーを感じながら働きたいんです。この作業がうまくいかないと困る人が大勢いて、食品工場とかになると生産量にも多大な影響が出たりする。プレッシャーはあるけど、世の中にある製品を支えているという気持ちになる。そう考えると気が引き締まります。ミウラは自分が理想とする働き方だなと感じてます。

櫛部さん

さすがだ。各拠点で活躍する中堅のメンバーたち全員、人間力が高い。仕事だけじゃなく人生の価値観も過ごし方もバラエティ豊かでなんといっても共通してこだわりが強い。ただ、彼らが転職に踏み切った年齢は4人とも30歳前後。ミウラに転職決断したのには、それぞれでそれなりに何か大きなトピックスがあったのでは?さっそく深堀りしてみたいと思う。

ミウラへの転職の決断にいたったその決定的「きっかけ」は何だったのか

櫛部さん

みなさんの経歴、よくわかりました。でも、前職では年齢的に30歳手前っていうところで、現場でも相手先の信頼を勝ち取りながらフロントでガンガンやってる時だったはずですよね。何が転職決断に向かう意思決定となったのか、エピソードがあれば教えてください。

  • 9年目、フロントでバリバリ怖いものなし!の時期になんだそれ!? 中堅Mさんのやる気を削いだ、若手対策の新人事報酬制度に見限り!俺の9年を返せー!  
Mさん

前の会社はメンテナンスのほか設計施工も行う会社でしたので、すごく忙しい月とそうでない月があって仕事の1年間の動きが読めない。もう少し見通し立てられる会社がないかなって思っていた時に、ちょうど人事制度が変わるタイミングだった。
「若手流出防止で若手の給料を上げます。でも中堅の人は上げません。」的な人事制度。この時、僕が9年目。中堅の中堅で一番フロントでガンガンやってた時にこんなことになってしまって、今までの9年間を、会社側としては否定したんだなって。やる気を削がれるなって。ってことで、転職を決断しました。

  • 仕事のやりがいとは裏腹に、業界の将来性に対する不安から転職決断に! 
Sさん

前職は印刷機の会社だったので紙の業界として見た時に、市場が今後縮小していくのではという不安がありました。自分がいつまで会社にいられるかと考えた時にあと30年、40年ある。今の業界で上に上がって会社を引っ張っていく将来のことを考えたときに不安を覚えたんです。
仕事そのものはとても達成感ある仕事だったんですが、結局はその業界の将来性とか、自分が上に立った時にってこと考えたら、うーん、と思って。

  • 挑戦のない企業に将来性はないと語るTさん。守り気質の企業にウンザリ!
Tさん

一番に思ったのは「将来性」でした。ミウラを選んだ理由は将来性があるというか常に新しいことに挑戦してるからなんです。前職が車メーカーのディーラーだったのですが、人口も減少して何とかしていかないといけないのに、挑戦しようとする雰囲気もないし、逆に挑戦した人は左遷されるみたいな会社でした。
私が転職活動する時に大切にしたのは、伸びている企業。一流企業でも安定や守りに入る企業は逆に選ばないようにしました。やはり伸びていく会社が絶対強いと思うんですよね。

  • コロナ禍の在宅勤務によるニーズ離れで売り上げ減!目減りするビジネスにNさんの気持ちが揺らぐ!
Nさん

前職が、コピー機とかメンテで、基本的にこの業界は紙の印刷利用頻度が売上のベースを握るんです、ちょうど僕が転職を考えはじめたのが新型コロナが流行り始めたタイミング。売上の見込める大きい企業さんになればなるほど在宅勤務になり紙を刷らなくなってどんどん印刷枚数が減っているところでした。
そこから会社はクラウド事業をスタートさせるなど様々な対策をしたのですが、一番は、業界の売上構造の根幹は変わらないというところで揺らいで転職に踏み切りました。

櫛部さん

なるほど、4人に共通するのは、「就業先の“将来“」と「自分の“将来”」を重ねたこと。

転職当時は30歳前後。仕事の充実感とともにお得意先や社会に対して貢献できている実感はヒシヒシ感じるし、怖いものなんてないと思ってやってる。それほど前のめりな年代だ。

第一線でやっているからこそ、業界や会社の違和感、成長に対して敏感になれたんだろう。考えちゃったんだな、「俺の将来は、今後の30年は、ここでいいのか!?」と。

そして彼らが新たな挑戦として入社に踏み切った転職先「ミウラ」。彼らは果たして「ミウラではたらく決断は正しかった」と思えたのだろうか?彼らが語った譲れない価値観や人生の過ごし方はどうなったんだろう?1回他社を経験した彼らだからこそ、「ミウラ」の良さや、他社では考えられない一風変わったトコロなんか見えてるんだろうな。

転職が当たり前となった今、他企業を経験して「ミウラ」で活躍している社員はたくさんいます。また、今後も増えていくことが考えられます。次回我々取材班は、今回取材を受けてくれた4人が「ミウラ」に「入社してみて気付いたこと」はどんなことか、赤裸々に語ってもらいます。

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