
我が社の転職経験者からみた「ミウラ」のリアルを知りたい!【後編】~入社して見えたミウラのリアル編~
そのような自分の未来を託して入社した「ミウラ」。彼らは果たして「ミウラで働く決断は正しかった」と思えたのだろうか?彼らが語った譲れない価値観や人生の過ごし方はどうなったんだろうか。また、転職を経験した彼らなら、「ミウラ」の良さや、他社では考えられない一風変わったトコロが見えているのでは?
そういうわけで、後編は、その転職者たちが「ミウラ」に入社してみて分かった・感じたことを赤裸々に語ってもらいたいと思う。
- 櫛部さん
- “本音が大好物”な取材ファシリテーター。事業系プロデューサーの生業から、人々のインサイト(隠れた本音や潜在的な心理)を見つけ出すことがいつしか趣味に。プライベートでは、空手の「道」をこよなく愛する武道フリーク。

- Sさん
- 前職は、産業用印刷機の設計を担当。スノボー、ゴルフ、ソーラーカーと何でもこなす機械いじり大好きな超アクティブ派!「プライベートの充実が仕事のモチベーションアップにつながるんです!」と語るメリハリ重視のSさん。

- Tさん
- 前職は大手自動車メーカーのディーラー営業。「手に職」に憧れFE職に。仕事後の筋トレとサウナは欠かせない、「迷ったら行くべし」のTさん。

- Mさん
- 前職は設備メンテナンス会社のワンストップエンジニア。設計から施工・メンテまでこなしていたがミウラのボイラデザインに衝撃を受け転身!仕事もプライベートでも抱え込まないで「すぐやる」ことが一番哲学のMさん。

- Nさん
- 前職はコピー機のメンテナンス。旅行とライブ観戦のためなら妻ともども転勤大歓迎!俺に拠点はいらない。プレッシャーを楽しんでしまうNさん。

転職先に選ばれたミウラの魅力とは?

まずみなさんは、ミウラをいつの時点で知ったのでしょうか?そして、転職先としてミウラを選んだ理由を聞かせてください。

正直、転職活動を始めるまではミウラのことを知らなかったんですよ。でも転職サイトで給与や条件を見て、気になって調べてみたら見たことあるCMが出てきて、「あ、このメーカー知ってる!」ってなったんです。そこから調べていくうちに、東証一部の上場企業*だとわかって、魅力を感じましたね。前職が機械系だったんで、自分の知識を活かせそうな仕事というのも惹かれる理由の一つでした。他の企業からも内定をもらっていましたが、規模や将来性を考えるとミウラが一番だと思って決めました。
*2022年4月4日時点で新市場区分 プライム市場に移行

私も転職活動を始めた時はミウラのことを知りませんでした。転職サイトで条件を絞って検索していたら、たまたまミウラがヒットしたんです。以前の職場では、必要のないものをお客さんに勧めるのが本当に嫌だったんですが、ミウラならそういうことがなさそうだなと思ったのが大きな理由です。それに、地方在住でもリモート面接に対応してくれる柔軟な採用プロセスも好印象でした。


実際に興味を持ったのは、前職で機械設備系の仕事をしているときに、ミウラのボイラを見かけたのがきっかけです。そのとき、「この会社、いいものを作ってるな」って感じたんです。転職を考えた時には、自分の経験や知識を活かせる仕事としてミウラが最適だと思って応募しました。

本格的に知るようになったのは転職活動を通じてです。転職エージェントと相談しながら、自分が希望する働き方にぴったりだと思える職場がミウラでした。私は転勤に関して抵抗はありませんので全国約100ヵ所に拠点があることや、企業の生産現場の根幹を支えているメンテナンスという仕事内容も、自分が求める理想の働き方に非常に近かったので、応募を決めましたね。

なるほど。ミウラを知ったきっかけはさまざまにしても、具体的な転職活動を通じてミウラの魅力に気づいたということは共通点だな。転職サイトやエージェントを通じてミウラを知り、一流の上場企業であることや、機械系の知識が活かせる職場である点、また、柔軟な採用プロセスや働き方への適応、そして製品の質の高さや信頼性が応募を決めた理由になった。さらに、過去の経験や価値観と照らし合わせて、「ミウラなら理想の働き方が実現できる」と感じたことも大きなポイントだったんだろう。
転職経験者が感じた「ミウラの独特さ」や「違和感」

とはいえ、実際に入社してみて働き始めると、他社では考えられないミウラの一風変わったトコロも見えているのでは?
ここは、個別にというわけではなく、みなさんに自由に意見を聞きたくディスカッションしてもらいたいと思います。

入社して、「ノミニケーション」っていうコトバが印象的でした。これは、社内交流を促進する目的で1人あたり月額3,000円が支給される制度なんですが、業務外でのコミュニケーションをとるきっかけができて、特に飲み会を好む社員には好評なんです。

とても珍しい制度だと思いました。ただ一方で、プライベートを重視したい社員には負担になるという声も聞きますね。あと、就活生からの印象もあまりよくないのではないかな。

なるほど。普段とは異なるリラックスした雰囲気でコミュニケーションをとれることはいいことですよね。一緒に飲むことで親近感が生まれ、業務外の関係性を深めることもできるし、結果的に仕事の連携が円滑になることもあると思います。ただ、プライベート重視の人たちには負担に感じる気持ちもわかる。過去のミウラPlusの記事でも飲み会だけじゃなく、使い道を広げて、用途や思考にあわせて変化してきているみたいですね。誰もが気持ちよく利用できる場のバリエーションが増えると、さらにいい制度になるかもしれないですね。
「ノミニケーション」歓迎派?反対派? 〜ミウラ流コミュニケーションのミライ〜
https://miuraplus.com/articles/907.html

あと、社内なのに、他部門からのメールで「お世話になっております※1」とかの表現が使われることに、最初は距離感や違和感がありましたね。

「トリプル※2」や「ホンチュウテン※3」などのミウラ独特の用語があって、新人には少し説明が必要なものもあります。
※1 ミウラ独自の「テクノサービス」を磨くための教育 が影響している?
「「テクノサービス」とはミウラの人づくりの基本となる考え方。「テクノとは、顧客に役立つ技術のことです。サービスとは、自分という人間が顧客に愛され信頼されることです。テクノサービスとはこの二つを掛け合わせたものです。仕事の相手は全て顧客です。」自組織の上流も下流もお客様だと思ってお付き合いすることで、丁寧な対応を常に心がけている。
※2 トリプル:FEが担当エリアのメンテナンスを3人1組のチームで行っていたことに由来する。現在は3人1組ではなく、担当エリアに所属するメンバー全員を指す。お客様対応をチームで共有することで、突発の修理対応や社員の休暇取得もチーム内で調整することができる。
※3 ホンチュウテン:本中点。本質の中心にある最重点事項のこと。

業界の独特な用語は、短い言葉で複雑な概念を伝えられるため、業務効率が上がったり仲間意識や帰属意識が生まれるメリットがあると思います。業界用語や独特な社内用語を効果的に活用するためには、適切な場面での使用と、新人への分かりやすい説明、教育の仕組みが要るのかもしれないですね。

ミウラでは、他のメーカーが対応しない範囲までサポートを行っているFEの姿勢に、お得意様から好印象を持ってもらっていることが多いです。

これってミウラの社風なんだろうと思いました。ただ、業務範囲があいまいになってしまって負担に感じているFEもいるって聞いてます。

お客様にとって、柔軟性の高い対応は魅力的。確かにそのようなサービスの姿勢は、顧客満足度向上に寄与していると感じます。ただ一方でFEにとっては業務範囲が曖昧で、どこまでやることが社員として正解なのか迷う場面も出てくる。ミウラにとってFEの存在は大きく、その働き手にとって負担になる課題があるとすれば、何か手を打つことでより良い社風にアップデートしていけるかもしれないですね。

いやいや、やはり出てくるな。こういった違和感や課題は、常にアンテナを張っている社員だからこそ持っているものだ。本音ベースのディスカッションを見ていると、これからのミウラがより逞しく思えた。
入社後に感じたミウラの「グッドポイント」とは?

では、反対にミウラに入社して良かったと思う「グッドポイント」をぜひ教えてください。転職をしたからこそ分かる社風、システム、チーム環境、人間関係など、さまざまな視点からの意見を聞かせてください。

前職では工場での作業が中心だったので、単調さを感じることが多かったんです。でも、ミウラに転職してからは、お客様の現場を訪問する日々が続き、環境が一変しました。移動することで気分転換もできますし、自分でスケジュールを管理できるので、働きやすさを感じています。たとえば、休みたい日があれば、その前後で業務を調整するなど柔軟に対応できるのがありがたいです。また、お客様から「やっぱりミウラは信頼できる」と言われるたびに、自社の安定性と信頼性を実感しています。

ミウラに入社して、初日から驚いたのがオフィススタッフの方の対応です。「文房具やハンコは全て揃えてありますので、足りないものがあれば教えてください」と声をかけてもらい、当たり前のように用意されていることに感動しました。前職では、こういったものは全て自腹だったので、社員を大事にしているんだなと感じましたね。また、ミウラでは、本当に必要なものだけをお客様に提案するというスタンスが、自分の価値観にピッタリでした。前職では不要なものを勧めざるを得ない状況があったので、この違いが大きな魅力です。時間が経つにつれ、会社の仕組みや製品の優位性をますます実感しています。

ミウラの一番の魅力は、やはり借上社宅制度ですね。東京23区で他社と比較した場合でもかなりの家賃補助があります。特に家族を持つ身としては、この制度は本当にありがたいです。また、職場の雰囲気も気に入っています。面倒見の良い社員が多く、新卒や中途の間に壁がないので誰もが平等に接してくれるんです。こうした温かい社風は、前職にはなかったもので、非常に働きやすさを感じます。

入社してまず驚いたのは、教育制度の充実ぶりです。中途採用者にも基礎からしっかり研修が用意されていて、研修施設では実際のボイラを扱う経験ができました。これがあることで、現場に出る際の安心感が全然違いました。この環境で、より成長できるという実感があります。
ミウラの人財育成の歴史とイズム【ミウラの社員は世界一!?】ミウラ流・人の育て方<第1弾>
https://miuraplus.com/articles/1219.html一流フィールドエンジニアになるための秘密施設に迫る!(前編)
https://miuraplus.com/articles/1962.html


転職や新しい環境での挑戦は多くの人にとって不安を伴うものだが、彼らの意見からは共通して、ミウラに対する「安心感」や「やりがい」、そして「未来への希望」が感じられた。
彼らが語った、仕事の柔軟性や信頼関係、会社の誠実なスタンスや細やかな配慮、社宅制度のメリット、丁寧な教育制度。これらの声をまとめると、ミウラが単なる働き場所ではなく、社員が成長し、安心して働ける「居場所」を提供していることが感じられる。職場環境や企業文化、福利厚生、社員同士のサポートなど、さまざまな面での工夫が、4人にとって魅力的に映っている。これは、前職と比較できる彼らだからこそ、ミウラの優位ポイントが見えた発言だろう。
転職経験者から見た「ミウラ」のリアル。如何だっただろうか?
中のことは中からはよく見えない。とよく言われるが、その通りだと思った。外から来て中を見てみることで、その会社の良さ(場合によれば違和感も)が際立って見えてくるのだ。どの業種、職場に就いても企業の良さや違和感はある。大事なのは、それが自分の価値観と重ねたときに、自分の未来に良い影響を与える居場所になっているかどうかということ。そういった意味では、リアルなミウラで働くことが心地良いと感じているのは取材した彼らだけでないはず。ミウラの居心地は、どうも良さそうだ。